前日までの暑さが少し和らいだ7月30日
「今八幡宮本殿・拝殿・楼門」修理現場見学会が行われました。
今八幡宮は文亀3年(1503年)に社殿が建立されたと言われており、520年近くの歴史があります。
見学会は10時からと11時からの2回あり、各回2班に分かれての説明となりました。
それでは普段見れない内側に潜入です。
この写真は北側の屋根です。木材の色が異なるところが今回、具材を交換した所です。
それ以外は平成以前の改修部分になります。説明では洋釘のため大正以降とのことです。
一方南側の屋根は北側より傷んでいる部分が多くありましたが、全体的にはあまり傷んでない様子です。
材木の板は水につけて膨張したままで竹釘で打ちつけています。
内側の見学が終わると、外側から歴史のお話。中央左側の黄色かかっていますが、漆が剥げてしまったためとのことです。
よく見ると、一部に漆の色が残っています。
こちらの蟇股は室町時代の物とのことです。
なお、今八幡宮は修繕の寄付を受け付けています。