大内文化まちづくり~甦れ歴史空間~|山口県山口市

十朋亭維新館企画展「萬代家コレクションで楽しむ 春夏秋冬」

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十朋亭維新館では12月24日(水)から3月30日(月)まで、企画展「萬代家コレクションで楽しむ 春夏秋冬」が開催されています。
(前期:12/24~R8.2/9、後期:2/11~3/30、以下後期展示を紹介)

 

萬代家は江戸時代後期以降、山口・下竪小路で醤油醸造業を営んできました。幕末期は長州藩の御用宿を勤め、近代に入ると地方政治に深く関わっており、要人や同好の士まで、多くの人びとを迎えてきました。
来客をもてなす際に活躍した調度のうち、四季を感じさせるよりすぐりの品々を紹介する企画展です。

「名花十二客図」は、牡丹は貴客、梅花は清客・・といったように、春から秋にかけての12種の花をそれぞれ客人に例えた絵で、南画家椿椿山の作品。12種の花すべて見つけられる・・・?

京都真葛焼四代目宮川香斎作「蓬莱山文様茶碗」は、乳白色の地に鶴亀・松竹梅などを配した、新春にふさわしいおめでたいデザイン。

薄茶器の棗(なつめ)は、黒漆塗に桜模様を浮き立たせたもの。萬代家コレクションには品のよいつくりのものが多いようです。

黒漆の下塗りに朱漆を塗る根来塗の吸物椀。毛利家の家紋にも用いられている沢潟(おもだか)は夏の季語です。

秋を象徴する「菊図」は、矢原出身の女流画家兼重暗香の作。

白磁の香炉は、冬の季語木菟(みみずく)をかたどったもの。

常設展示スペースでは、久坂玄瑞愛用と伝わる京焼(清水焼)の湯呑茶碗と、久坂が中村九郎と桂小五郎に宛てた手紙の実物も展示されています。湯呑は前期・後期で向きが変わったそうです。

萬代家に伝わる銀子箱は、越荷方会所として唐物(輸入品)の反物専売などにより、長州藩を陰で支えた歴史をしのばせます。

めぐる季節に人びとの語らいの場を彩り、歴史をみつめてきた品々を、いまも味わうことができます。

2月14日からは華やかなひな飾りも、季節の訪れを演出しています。

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