その他山口市内の地域資源
大内氏が根拠とした山口のまち周辺の中世の城跡を紹介します。
古城ヶ岳城跡
古城ヶ岳の山頂付近を中心に広がる中世城郭です。大内弘世の頃、山口氏が居城としたとする説もありますが、定かではありません。
七尾山城跡
七ツ尾山の山頂から尾根筋沿いに広がるとされる中世城郭です。大内弘世が厚東氏に対するために築いたものか、それ以前の城と考えられています。山口盆地の北域を画するため、古城ヶ岳とともに城下防衛の北側の要衝ととらえることができます。
兄弟山城跡
兄弟山尾根上にある中世城郭で、兄山には頂上部の曲輪を中心として北側に6つ、南側に5つの曲輪が、弟山には5つの曲輪が確認されています。時期的には高嶺城と同時期に機能し、都市域の西の防御を固める役割を果たしたと考えられています。
障子ヶ岳城跡
障子ヶ岳の尾根上にある中世城郭です。標高の低い東側の頂部に2つの比較的規模の大きい曲輪があり、曲輪間は二条の堀切と土塁が設けられています。時期的には高嶺城と同時期に機能し、兄弟山城とともに都市域の西の防御を固める役割を果たしたと考えられています。
姫山城跡
姫山山頂にある中世城郭で、大内氏重臣の内藤氏の城といわれています。大内盆地と山口盆地の境界に位置し、城下の防衛上、南の要衝と考えられています。当初、毛利氏の侵攻に備えていましたが、城番の穴道隆慶は逆に毛利側に応じたといわれています。
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