令和4年5月26日(木)~29日(日)に山口市C.S赤れんがにて第15回山口墨風会水墨画展が行われました。
墨風会は山口市出身の濱中応彦氏が主宰をしている団体です。
以前も取り上げましたが、今回もお邪魔しました。
墨で描く以上、色は黒と白ですが墨の濃淡で質量があるように見えます。
左側はバラの花びら1枚1枚が分かりますし、
中央は山の麓が霧で囲まれており、右側は満開の桜の花が見事に表現されています。
こちらは右側が冬景色、左側は春の景色です。
手前の絵はティンパニと思われますが、今にも音が聞こえてきそうです。
この記事を書いている人物に絵心が無いからかもしれませんが、
本当に白と黒から奥行き・質感・明暗がある絵ができるというのが不思議でなりません。
ちなみに水墨画の大家、雪舟は1506年に亡くなったとされるの物が多いですが、
一部では1502年没とされているものもあるようです。仮にそうだとすると今年は没後620周年ですね。