10月1日~30日まで山口ふるさと伝承センターにてまなび館Monthly企画「大内からの灯り展」が行われました。
明かりは古代からあります。
かつては暗闇は人間に真の恐怖を与えるものでした。その暗闇を払い、不安を和らげるものが灯りでした。
現在では光が強すぎて暗闇をなかなか見るのは難しくなりました。
灯りは当初はただの火でしたが、火を和紙やガラスで覆うことでそれは幻想的な世界を生み出します。
写真は行灯です。周りに紙があるだけで、灯りが幻想的に見えます。
紙だけでなく、布などでも灯りの雰囲気が変化します。
写真は竹灯籠です。竹取物語でかぐや姫が入っていた竹はこのように光っていたのでしょうか。
最近、電気料金が値上がり傾向にありますが、電気だけでなく昔ながらの灯りに目を向けてはいかがでしょうか。
(もちろん火の用心は必要です。)