大内文化まちづくり~甦れ歴史空間~|山口県山口市

企画展「十朋亭を愛した元勲 山県有朋」開催

  1. ホーム
  2. イベント
  3. 企画展「十朋亭を愛した元勲 山県有朋」開催

十朋亭維新館にて9月28日(水)~12月19日(月)まで「十朋亭を愛した元勲 山県有朋」が開催されています。

 

山県有朋というと安倍晋三元総理国葬儀において菅義偉前総理が引用した和歌
「かたりあひて尽し丶人は先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」話題となりました。
(岡義武『山県有朋』)

 

山県というとどうしてもマイナスイメージが拭えません。
生前から人気は芳しくなく、2週間前に亡くなった大隈重信は一般からの弔問が多く「国民葬」とされたのに対して、
山県は国葬でありながら官僚や職務的に出席する人だけだったため、『「民」なき国葬』と揶揄されています。
しかし、最近では山県のイメージは徐々に改善しているようです。

 

山県は元下級武士に生まれ、久坂玄瑞の紹介で松下村塾入塾し幕末の尊王攘夷運動に身を投じました。

 

奇兵隊では軍監をつとめ、戊辰戦争では北陸戦線で激戦を繰り広げています。
写真は伊藤博文から大村益次郎へあてた手紙で山県の依頼で西洋書購入依頼を伝えるものです。
維新後は陸軍の成立に大きく寄与し、2回にわたって総理大臣を務めています。

 

十朋亭に揮毫を残しており、萬代家から山県家に宛てたお礼状も残されています。

 

  

この他、山県に関する資料が多く展示されています。
没後百年にあたり山県のことを学ぶ良い機会になりました。

ページ一覧に戻る

ページの先頭に戻る