山口市菜香亭にて10月12日~12月26日まで企画展「山田顕義」が開催されています。
令和4年11月11日は山田顕義没後130年にあたります。
山田顕義は1844年生まれで、維新の元勲の中では年少にあたります。
若いときには腕白なエピソードが残されています。
14歳で松下村塾に入門し、吉田松陰の教えを受け、禁門の変後には御楯隊を結成し
第二次長州征討では大島口・芸州口方面に参戦します。
戊辰戦争では北陸や函館、維新後の西南戦争も別動隊を率いて活躍しています。
西南戦争後、軍務を離れ法律の道に進み、近代日本の各種法律を制定するために尽力しています。
彼が制定に関与した法律は多くありますが、中には民法や商法のように反対が多く挫折したものもあります。
明治18年5月に菜香亭を訪れ、「万象具眼」の書を残しています。
また彼は日本大学や國學院大學の創設に関わっていることでも知られています。
優れた業績がある山田顕義について、多くの人に知られてほしいものです。