大内文化まちづくり~甦れ歴史空間~|山口県山口市

2022年の大内氏関連行事について(「大内のお殿様号」お披露目式・築山殿史跡公園開館イベント・「お殿様シールラリーキャンペーン」)

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今年は大内文化関連の行事が多くありました。
時系列順に追ってみたいと思います。

まずは7月13日に菜香亭多目的広場でラッピングバス「大内のお殿様号」のお披露目式がありました。
こちらは国宝瑠璃光寺五重塔や八坂神社前といった大内ルートで回遊していますので、見られた方も多いと思います。
「大内氏が分かる本」のイラストが可愛らしいです。

 

 


車体右側に描かれている人物は誰でしょうか。


反対側、車体左側です。この絵は誰でしょうか。

 


車体後方です。大内菱とともに武者姿の大内氏当主が描かれています。
大内氏は文化方面に強いと思われがちですが、武闘派の当主も多くいます。
戦没が義弘・盛見・教弘の3名もいます。


正面には大内菱が描かれています。

バスに描かれている人物を全て理解するためには「大内氏がわかる本」を読まれることをお勧めします。
販売場所はこちらにありますので、お持ちでない方は是非ともご購入を!!

 

 

 

 


(山口市教育委員会提供)

令和4年10月10日、築山殿史跡公園開館イベントが行われました。
場所は八坂神社の東側です。
ここにはかつて料亭菜香亭が、室町時代には大内氏の築山殿がありました。築山殿とは大内教弘のことです。
彼は息子の政弘によって従三位を追贈され、さらに築山大明神となっています。

 


(山口市教育委員会提供)

教弘の生前時は室町幕府と対立しており、一時的に亀童丸(のちの政弘)に家督を譲っていたとされています。
その隠居所として築山殿が建てられました。隠居期間は短く、復帰して2・3年したら教弘が亡くなります。
その没後に教弘は神として祀られたましたが、祀った場所であると言われています。

 


(山口市教育委員会提供)

当日は蹴鞠の体験もありました。蹴鞠といえば令和4年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」登場人物の中では
北条時房や後鳥羽上皇が上手であったと言われています。
ちなみに蹴鞠が上手な人の事を「名足(めいそく)」や「上足(じょうそく)」と呼ぶようです。

 

 

こちらから築山殿史跡公園のパンフレットがダウンロードできます。
興味のある方はぜひご覧ください。

 

 

 

最後に12月28日まで「お殿様シールラリーキャンペーン」が開催されました。
こちらはシールを4つ集めて香山公園前の観光案内所でカプセルトイが引けるものでした。
シールの絵柄は「大内氏がわかる本」と同じです。
これには多くの皆様が参加されたようです。中には2周以上回った方もいらっしゃるとか?
皆さんはカプセルトイでどのようなものが当たったのでしょうか。

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