1月4日~2月27日まで山口市菜香亭にて「2023年を漢字一字で表す書道展」が開催されています。
この展示は今年5回目を迎えました。今回は市内の各小学5・6年生から力作960点が集まり、
その中から審査を通過した100点が展示されています。
作品の中には大人顔負けのものもありました。
小学生と言っても侮る事は出来ません。
肉筆には肉筆の良さがあります。デジタルだと画一的ですが、
肉筆は同じ字でも筆者の状況によって異なってきます。
960点のうち、「楽」が59点で一番多く、続いて「新」(32点)・
「努」(30点)・「挑」(28点)が多く書かれていました。
本展の特徴として字を選んだ理由を作者に書いていただいています。
こちらには自身の目標などが多くありましたが、中には世界平和やコロナ禍の早期の終了を願ったものもあり、バリエーションに富んでいます。
昨年はロシアによるウクライナ進行をはじめとして、重大事件が多かったように感じますので、これらが影響しているのでしょうか。
子どもたちの願いが届くように祈ります。
1月28日には表彰式、そして山口高校書道部による主催者が選んだ一字の揮毫が行われる予定です。
昨年は揮毫が中止になったため、今年こそは是非とも行ってほしいものです。
最優秀賞の作品を編集者が加工したものです。
これらをはじめとした力作がそろっています。