室町時代、大内盛見が先祖の冥福を祈り、七日盆の夜に笹竹の高灯籠を灯し、精霊の迎え火としたのが、町の家々に広まったと伝わります。
8月6、7日の両日、竹竿につるした鈴なりの紅ちょうちんにひとつひとつ火を灯すと、山口市中心商店街に火のトンネルが現れ、幻想的な美しさに包まれます。
大殿地域では6日に「つながる大殿七夕ちょうちん」が開催されました。
築山神社・八坂神社境内や竪小路界隈を中心に灯を広げ、祭りを通じた地域づくりが行われています。
むかし、町屋が連なっていた竪小路あたりの提灯も、商店街同様美しかったそうです。
画像提供:山口ふるさと伝承総合センター