山口市菜香亭で開館20周年記念事業として、11月16日に山口近代建築研究会の原田正彦氏の講演「菜香亭と山口の歴史まちづくり」が開催され、23人が参加しました。
講演では、菜香亭の建築の変遷(近代木造建築史の意匠的・技術的変遷)について丁寧な説明があり、また、「山口エリアリノベーション構想」の紹介についても分かりやすい説明があり、菜香亭が担うべき役割等について話されました。
この後、山口県指定有形文化財の河村写真館と令和6年7月に国登録有形文化財に答申された船越邸を中心としたまち歩きを開催し、とりわけ船越邸の庭園からの見学は滅多にない機会で参加者は満足されました。
また、11月13日~12月27日にかけて企画展「山口の近代建築と菜香亭」が開催され、パネル展示により、菜香亭の建築の変遷、山口市内に残る近代建築が紹介されました。