山口市菜香亭が開館20周年記念事業として、NHKの大河ドラマ「光る君へ」で平安時代の貴族たちがまとっている十二単と衣冠の着付けを披露するイベントが11月9日(土)と10日(日)に開催され、2日間で267名が参加しました。
お服上げは、小川光氏(尚美流・広島中央支部 山口教室)、山下直美氏・竹田珠緒氏(尚美流・広島中央支部)により行われ、尚美流・教育本部師範の土佐寿子氏が、色や模様など十二単についての解説をされました。
モデルを務める平安時代の髪型を模した女性が小袖と長袴を身に着け、着付けを担当する「衣紋者(えもんじゃ)」の女性に導かれてゆっくりと姿を現しました。そして、モデルの女性が前と後を衣紋者に挟まれる様にして、一枚一枚色鮮やかな衣を重ねられました。
この間、参加者は平安時代の優雅な十二単の世界に引き込まれていました。
(撮影 畑谷友幸)