十朋亭維新館で、4月3日(木)から、「山口の道と名所」展が開催されています。
十朋亭維新館界隈の大殿地区は、大内氏時代を描いた山口古図にみられる立小路や大殿小路などの大路小路や藩政時代の萩往還が通っています。
また、現在の山口市には、「大道」と呼ばれる「山陽道」「萩往還」「石州街道」の3主要街道が通っており、防長二州の交通の要衝でした。
この企画展では、これらの街道をわかりやすく地図で紹介されており、また、「鴻城 道場門前橋ノ図」「鴻城 鰐石川図」など明治初期の山口の名所を描いた「鴻城九図」(松光斎長英(大阪の浮世絵師)画)や、林家(山口市仁保津の大庄屋)に伝わる諸大名や役人の通行録など興味深い展示内容です。
この企画展は、7月7日(月)まで開かれています。