「山口ふるさと伝承総合センター」(山口市下竪小路)で、9月5日(金)よりマンスリー企画展示「藁(わら)の手しごと展」が始まりました。
藁という素朴な素材を使った作品が一堂に並ぶ館内は、訪れる人の心をほっと和ませる空間に。
フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」をはじめ、蛍かご、トイトイ、しめ縄など、地元の天然素材の温かみを生かした、「つむぎラボ」による作品が展示されています。
作品は、施設スタッフが栽培から半年かけて収穫したライ麦も使用しているそう。
手間ひまをかけて育てられた素材が、丁寧な手しごとによって美しいかたちに仕上げられています。
おしゃれなインテリアから、暮らしに寄り添う実用的な品まで、素朴ながらも洗練された手しごとの魅力が詰まっています。
来場者からは「非常に見応えがありました」との声も寄せられています。
会期は10月26日(日)までとゆったりとした開催期間。
秋のひととき、藁のぬくもりに触れながら、ゆっくりとお楽しみください。