8月8日(土)、山口市菜香亭(山口市天花1)で、たなか~る先生こと田中洋一さんを講師に迎えた講演会「禁門の変 長州勢の長い一日」が開催されました。

当日は約70名が来場し、熱心に耳を傾ける姿が見られました。
田中さんは防府市出身。戦国時代の毛利氏や幕末維新期の長州藩を中心に研究を続け、2019年にはNHK「ブラタモリ 関門海峡編」に出演。現在は下関市で勤務しながら、各地で講演活動を行われています。

講演では、元治元(1864)年7月19日に起きた武力衝突事件「禁門の変」(別名:蛤御門の変)について、同時代の古文書や手紙など一次史料をもとに当日の動向を丁寧に紹介。
「激戦の直前~長州勢の苦渋の決断~」「激戦の直後~明暗を分けた最期~」といったテーマに沿って、長州藩だけでなく鳥取藩・熊本藩など他藩の史料も参照しながら、史料の違いが示す“別の姿”にも触れました。
当時の史料から読み取れる人物像や判断の背景など、これまでのイメージとは異なる視点に触れ、新たな発見があった参加者も多かったようです。
一次史料を丁寧に読み解くことで、歴史の実像に迫るおもしろさを体感できる、充実した講演となりました。