7月9日に『西国一の御屋形様 大内氏がわかる本 入門編』が発売されました。
大内氏というと文化や朝鮮・明や琉球との貿易が有名です。そのため、悪く言うと「軟弱なイメージ」を持たれることも多いです。しかし、研究が進み、現在では大内氏の武闘派的側面も明らかになっています。大内氏家督相続に際して5件も内紛が発生していることから、「軟弱」といったイメージは根拠が薄いものであると言えましょう。
大内氏当主のうち、義弘・盛見・持世・教弘・義隆・義長の6人は戦死や陣中で亡くなっています。一族を含めるとその数はもっと多くなります。写真は大内持世です。「よもや」というセリフや持世や泣いているのはどういう理由なのでしょうか。分からない方は本を買って確かめては如何でしょう。
もちろん、大内氏の文化などについても最新の研究が反映されています。「入門編」という名称から続編が出る可能性も大いにあるといえます。
販売している場所は以下の山口市ホームページにてご確認ください。