4月17日から5月8日まで端午deさんぽが行われました。
端午の節句は菖蒲の節句とも言い、日本では武士が力を持ち始めると
「菖蒲」が「尚武」同音であることから男の子の節句になったと言われています。
また、江戸時代までは石合戦(印字打ち)も行われたようですが、負傷者続出のため禁止になったようです。
大殿大路・竪小路周辺の軒先にはこいのぼりが飾られていました。
こいのぼりは鯉が滝を登りきると龍になると言われる「鯉の滝上り」をもとにしたと言われています。
(「登竜門」と語源は同じです)
男でも女でもこどもの立派な成長を望む親心の現れですね。
私見ですが、最近はこいのぼりを街中で見ることは少なくなりました。
かつては大きなこいのぼりが各家庭で見られたような気がします。
伝統というものも環境によって変化していくことが感じられます。
また、十朋亭維新館や大路ロビー・ふるさと伝承総合センターなどでは五月人形が展示されていました。
来年も、この行事が無事に行われることを願っています。
コロナ禍以降、ちょっとしたことに有難さを感じています。