大内文化まちづくり~甦れ歴史空間~|山口県山口市

大内氏館跡

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菜香亭・八坂神社エリア

大内氏の当主が住んだ居館で、領国支配の拠点として政治・文化の中心となり、フランシスコ=サビエルもこの地を訪れました。近年の発掘調査では、14世紀末から15世紀初頭までに大内氏館は造られたとされ、敷地も時代とともに拡張していったことがわかっています。敷地内には枯山水庭園や池泉庭園、西門等が復元されています。館跡からは、国産陶器、中国や朝鮮の貿易陶磁器などが出土したほか、大量のかわらけ(京都系土師器皿)が発掘されました。かわらけは清浄の証として公家や武士の館での宴などで使用され、使い終わると捨てられていました。大内氏がかわらけの皿を一度使ったら捨てる京都風のもてなしの手法を取り入れていたことをうかがわせます。
大内氏館跡は大内氏遺跡附凌雲寺跡の一つとして、昭和34年に国指定史跡に指定されました。

池泉庭園全景
復元された枯山水庭園
復元された石組溝
復元された西門
石組井戸。この井戸からは外側に金箔を貼った土師器皿3枚が出土しました
ソテツが植えられています。大内氏が京都に紹介した植物です。
再現された大内氏の宴。かわらけの皿は発掘された本物です。
所在地 山口県山口市大殿大路119(龍福寺)
アクセス JR山口線山口駅から車約5分
駐車場 あり

大内文化遺産マップ

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