大内文化まちづくり~甦れ歴史空間~|山口県山口市

洞春寺(観音堂・山門)

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瑠璃光寺・五重塔エリア

洞春寺の観音堂は、1430(永享2)年に大内持盛を開基とし創建された観音寺の仏殿です。幕末に寺は衰退しましたが、仏殿のみ大正4年に現在地へ移築されました。建物は禅宗様ですが、それまでの和洋の寺とは違う独自の様式が見られます。
山門が建てられた年代ははっきりしませんが、室町時代中期ごろ大内盛見がこの地に建立した国清寺の山門とされ、屋根は檜皮葺です。国清寺には、大内氏が朝鮮から輸入した「元版一切経」が納められていた「一切経蔵」がありました。1602(慶長7)年、毛利輝元によって滋賀県大津市の園城寺(三井寺)に寄進・移築され、現在は墓地にその礎石だけが残されています。

観音堂、山門ともに国指定重要文化財に指定されています。

洞春寺 観音堂
洞春寺 山門
所在地 山口県山口市水の上町5-27
アクセス JR山口線山口駅から車約6分
駐車場 あり

大内文化遺産マップ

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